「2022新春ダンス交流会」開催レポート(2月23日)JDSF奈良[関西TOPICS]
2022年2月23日(水・祝)、奈良市西部障害スポーツセンター体育館内のダンススタジオにおいて、奈良県ダンススポーツ連盟が主催する「2022新春ダンス交流会」が催された。ダンス愛好家と競技選手の親睦交流と、県連盟の活動の周知を目的に毎年1月に開催されてきた新春パーティは、活動イベントの中でも一番規模が大きく、年の始めを飾る恒例のダンスイベントとして楽しまれてきた。
コロナ禍の中、様々な工夫や感染予防対策を整え、今年の新春パーティ開催に向けて連盟が企画した工夫は、密にならず多くの人がダンスを楽しめるよう開催を2日に分けたこと。しかし、当初の計画では2月6日、23日の2回を予定したが、残念なことに新型コロナ第6波の感染者増加にともない2月6日の開催は見送られ、23日のみの開催となった。
今回の開催について奈良県ダンススポーツ連盟の大江偉夫会長は、「せっかく2回会場が確保されたのに、新型コロナウィルス感染拡大で1回開催となったのは残念ですが、さすがに2月6日に関してはキャンセルも多く、申込者が予定の半分未満。残念ながら中止することになりました。23日の開催についても心配する声がありましたが、第6波のピークアウトの兆しが見え、参加者も定員40名の半数を超える26名の申し込みがあったことで開催に至りました」と話してくれた。
パーティ当日は、手指の消毒、ワクチン2回接種報告、検温など徹底した感染対策の中、参加者たちは広々とした会場でのびのびとダンスを踊り、フリーダンス、パートナーチェンジ、ミニデモ、相手選びミニデモといった趣向を楽しみ、会場内は笑い声に満ちあふれた。参加した人たちの楽しそうな笑顔に応え、「トップ選手のデモなどはありませんでしたが、私自身も久しぶりに身体を動かすことができ、和気藹々とした雰囲気の中、無事終えることができ嬉しく思っています。公に踊るチャンスが激減する中、奈良県ダンススポーツ連盟が中心となって、愛好家の方たちに踊る機会やイベントを提供していくことの重要性を、今回参加してくださった皆さんの声を聴き痛感しました」と話す大江会長。
「新春ダンス交流会」で2022年のスタートを切った奈良県ダンススポーツ連盟の今年の活動に注目していきたい。
▲パーティを主催した奈良県ダンススポーツ連盟役員の皆さん
▲パートナーチェンジ、ミニデモなどで盛り上がった新春パーティ
●奈良県ダンススポーツ連盟
http://nara.jdsf.or.jp/