今週末開催「三笠宮杯」見どころ紹介(11/6・7)
秋のビッグコンペ、ラストとなるのは伝統の一戦「三笠宮杯」。直前に迫った「第41回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権」の(11/6・7@駒沢)の見どころと有望選手を紹介します。併せて、YouTubeライブ配信情報もお届け。(月刊ダンスビュウ12月号より)
■注目GDラテン、新生・藤井組が王座に返り咲くか
(GD=General Division)
GDラテンでは一昨年までの王者・藤井創太選手が、中村安里選手との新カップルで出場。昨年初優勝の大西大晶・咲菜組との優勝争いが見どころとなる。また、近年急激に力を伸ばしている五月女光政・叡佳組、海老原拳人・タカギルナ組、鈴木奨太・鈴木千尋組にも注目したい。
GDスタンダードでは大会5連覇中の小嶋みなと・盛田めぐみ組の前に立ちふさがるのが、今年のグランプリ静岡での直接対決に勝利した大西組。昨年もこの2組の優勝争いは0.8ポイント差と僅差であり、盛り上がりは必至だ。
さらにここにイタリアを拠点に活躍中の10ダンサー、菅原一樹・ラウラ組が帰国し出場する予定。スタンダード、ラテンともに確実に優勝争いに絡んでくることが予想される。同じく海外拠点組のチューダー・吉川あみ組はすでに帰国し、ラテンでの出場を予定している。
*菅原組はラウラ選手のビザの関係で欠場となりました(編集部)。
■PDはオレクシー組、久保田組の連覇なるか
(PD=Premiere Division)
PDスタンダードは、オレクシー グザー・太田吏圭子組が5連覇中。盤石の強さは今年も揺るぎないと考えられるが、今年は彼らを含め主だった選手たちにまだ大会出場がなく、現在の調子を測るのは難しい。ベテラン選手も多くなってきているPD戦線は、コンディション調整が鍵となりそうだ。
PDラテンでは久保田弓椰・徳野夏海組が連覇&4度目の優勝を狙う。このクラスは北海道で今季一戦を戦っており、ライバルの西村康宏・鳥尾綾香組を下して優勝。今年の三笠宮杯も優勝候補筆頭の久保田・徳野組に他のカップルがどこまで迫れるか、という形になるだろう。
そして、スタンダード、ラテンともにキャスティングボートを握るのは山本武志・木嶋友美組。一昨年のPDラテンのチャンピオンで昨年のスタンダード準優勝という10ダンサーの鉄人カップルは、今年SL両部門に出場するとのこと。要注目!
第41回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権
11月6日(土)・7日(日)/駒沢オリンピック公園総合運動場体育館
主催:(公社)JDSF →HP https://www.jdsf.or.jp/
三笠宮杯特設サイト →HP https://www.jdsf.or.jp/event/mikasa2021/
特別協賛:㈱ブルボン
ダンススポーツJAPANチャンネルでYouTubeライブ配信
第41回三笠宮杯 第1日目 LIVE配信(11/6・14:20~)
https://www.youtube.com/watch?v=LstHdm-Vx_I
第41回三笠宮杯 第2日目 LIVE配信(11/・9:50~)
https://www.youtube.com/watch?v=8LgUpRHhgSI