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JBDF北海道 競技選手のための子育て支援対策をご紹介[北海道TOPICS]

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※本記事は月刊ダンスビュウ2025年2月号(12/27発売)に掲載しています。

子育てとダンスの両立に悩む選手をサポートすべく、JBDF北海道が主催する三大競技会などにキッズスペースや子ども連れ選手専用控室などが設置されていることをご存知でしょうか?

北海道プロ•ダンス•インストラクター協会(HPDIA)では、育児中の選手がダンスイベントに参加しやすい環境、これから出産を考えている若い世代が安心してダンスを続けられるような環境を整える一環としてキッズスペースなどの設置を進めています。

一昨年頃からテスト導入され、今年から本格的にキッズスペースや子ども連れの選手専用控室が設置されるようになりました。2024年9月の全日本選手権、同年10月の北海道ダンス選手大会では無料のキッズスペースが用意されました。子どもたちが安全に楽しく過ごしてもらえるようにとマットとおもちゃを用意したスペース(写真)は、出場選手のお子さんや観戦に来られた方のお子さん、ジュニアやラテンダブルスに出場したお子さんなど、たくさんの子どもたちに利用されました。

「おもちゃがたくさんあって子ども同士で遊んでくれるので保護者(特に祖父母)の負担も軽減できてありがたい」と利用者からの声。「何度もキッズスペースを利用しているうちに子ども同士が仲良しになって、競技会に来るのが楽しみになった」という声も聞こえてきました。

子どもを連れて競技に出場する選手には専用控室を用意。こちらは事前予約制で、利用料が令和6年度は二千円。「子どもが騒いでも周りに気兼ねすることなく過ごせてありがたい」と子育て中の選手たちからは好評価を得ています。

「子どもを産んでも競技ダンスを続けられる環境を整えたり、小さなお子さんを連れて気軽に競技会を観に来られるようになることを目的としています。少しずつキッズスペースの設置が定着してきましたが、保護者同伴での利用に限られているためハードルは少し高いですが、将来的には託児もできるようになれば良いなと考えています」と話すのは小野幸恵先生。子育て経験のあるプロたちが毎回、知恵を出しながら用
意しているキッズスペースです。ぜひお子さんと一緒に競技会へお出かけください!

 

レポート/宿谷真紀(Photo M*Studio)

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