第44回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権

開催日：2024年10月19日（土）・20日（日）
会場：東京体育館
主催：公益社団法人日本ダンススポーツ連盟 https://www.jdsf.or.jp/
特別後援：株式会社ブルボン
協賛：毎日新聞社
後援：

（本記事は月刊ダンスビュウ2024年11月号［9/27発売］の41頁に掲載しています）

第44回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権の見どころ！

昨年から東京体育館に会場を戻した三笠宮杯。全国から集結するダンスアスリートたちの熱き戦いを、ぜひ会場で観戦しよう。入場券は席種で細かく分かれておりアリーナ席のプレミアS 券1万5,000円から、3階自由席のC 券500円まで9種類も用意されている。

前売り券はネット注文が可能。当日券はすべて500円増しとなっている。今年の見どころの1つが、“大西兄妹” こと大西大晶・咲菜組のスタンダードとラテンの両部門同時優勝なるか！？　三笠宮杯史上、ダブル優勝は1988 年の望月洋一・幸子組ただ一回のみ。大西組は昨年まで三笠宮杯4 年連続優勝中だが、ラテンとスタンダード交互に優勝して、ダブル優勝はない。スタンダードのライバル小嶋みなと・盛田めぐみ組とは今年グランプリin 仙台で直接対決があるが大西組が勝利。東京オープンでも上回っている。またラテンでは昨年優勝の藤井創太・中村安里組がカップル解消。中村選手はターンプロ、藤井選手はパートナー不在という状況。ラテンでライバルとなるのは、Tudor Andrei・吉川あみ組、今西竜矢・大西陽来里組らとなる。実妹含め若手の伸びもあるが、大西組の37 年ぶりの快挙なるかが注目される。

全日本PDグランプリは、今年もスタンダードのオレクシー グザー・太田吏圭子組とラテンの久保田弓椰・徳野夏海組の優位は動きそうもない。優勝経験のある山本・木嶋組が戦線を離脱。PD参入の有力な新顔もいない状況だ。チャンピオン2組に迫る選手の登場が待たれる。

今年は新設のライジングスター戦が行なわれる。自由なカップル構成でのエントリーが可能となっており、どんな選手が出場するのか楽しみだ。審査員の豪華さも見どころ。今年も有料ライブ配信が行なわれる。