期待の若手・田中杏珠選手 ドイツから近況報告②[東北TOPICS]
※本記事は月刊ダンスビュウ2024年7月号(5/27発売)に掲載しています。
ドイツでの生活も1年を過ぎた田中杏珠選手(齊藤ダンスガーデン)。留学期間を過ぎてもなお、ドイツで修行したい!と意欲を見せる彼女に近況を聞きました。
[Q]今後の予定は?
[A]留学は今年(2024年)の3月までの予定だったのですが、半年、または一年ほど伸ばそうと考えています。この一年、コンペティションや練習会で海外の選手のレベルの高さを痛感しつつも、自分の可能性もともに感じ、もう少しこちらで勉強したい気持ちが生まれたからです。
[Q]ドイツでの生活には慣れましたか?
[A]慣れてきました。来たばかりのときは、言葉もわからず友達もいなかったので、毎日気を張って生活していましたが、今ではそのようなストレスを感じることが少なくなりました。
[Q]生活の変化は?
[A]ちょっとした変化でいうと、ドイツ語の語学学校に通って週に4回勉強を始めました。基本ダンサーはみんな英語が喋れますが、普段のコミュニケーションはドイツ語のことが多いです。ドイツ語が話せるようになると、さらに友好関係が広がると思うので楽しみです。
[Q]体づくりや食事は?
[A]専門の先生に定期的にプランを変えてもらいながら、週に2~3回ジムでトレーニングをしています。食事についても教わり、自分の体と運動量に合わせて必要なカロリーを計算し、摂取するようにしたら1日の疲労感がかなり少なくなりました。
[Q]日本のファンの皆様へ一言
[A]日本で応援してくださっている皆様、齊藤ダンスガーデンの皆様、いつも本当にありがとうございます。昨年(2023年)の11月に一時帰国した際には、皆様の明るさ、温かさに、たくさんパワーをいただきました。留学期間を延長することにはなりましたが、今も日本で踊りたい気持ちは強くあります。またお会いできる日を楽しみにしております。
レポート/木下なつ(プロダンサー・ライター)
https://www.danceview.co.jp/news/?p=29771
https://www.danceview.co.jp/news/?p=13180