四国ダンス競技大会の今[四国TOPICS]
※本記事は月刊ダンスビュウ2024年5月号(3/27発売)に掲載しています。
四国ダンス競技大会は昭和54年に日本競技ダンス連盟四国支局主催のアマチュアダンス競技会として産声をあげました。後にプロ競技も加わり、中期には鳥居組、桜本組、田中組、シンキンソン組、檜山組など錚々たるチャンピオンのデモが行なわれ、会場が大いに沸き立ちました。
記念大会には、その時々の全日本チャンピオンを招聘。元チャンピオンたちのレクチャーも開催してきました。これは前会⾧が老後の蓄えを吐き出してスポンサードしてくれたのでできたことです。
非公式のジュニア大会もずっと開催しています、コロナ禍前にはユース部門も開催していました。若い世代に気軽に競技に親しんでもらいたいとの願いがあり、緩い競技規程の非公式戦のままです。
そんな香川県ボールルームダンス連盟の自慢を2つ紹介します。
①国の行事である「スポレクかがわ2003」のフリー参加種目に選ばれ、香川県と宇多津町のご支援を得て、全国大会を主管、開催したこと。
②西部日本ボールルームダンス連盟で、唯一、県スポーツ協会に加盟していること。JDSFさんも加盟しており、ねんりんピック選手選考など協力体制にあります。今年第45回となる「四国ダンス競技香川大会」は、2024年6月30日(日)に高松市香川総合体育館で開催いたします。
ジュニア大会はもちろん行ないます。非公式戦ならではの柔軟な対応で、未就学児や始めたばかりのお子さんも気軽に参加してくれたらと思います。また、子連れダンサーやジュニアの付き添い兄姉弟妹のためのキッズスペース確保を考え中です。
プロ選手の紹介写真入りプログラムは今年も続けたいと思います。写真と言えば、カリスマ・カメラマンのkaoring*worksさんも4年連続で来場されますよ。また、チャンピオンズレクチャーはとても好評だったので、出場者が増えれば定期的に行ないたいと考えています。今後もSNS等で大会の最新情報をお届けします。
モットーは選手ファースト、主催者が提供し得る最大の公平性を示すことです。選手の皆さん、真剣な中にもどこかのんびりした、〝田舎の競技会〟に出場してみませんか? また、競技会を観戦してみたいと思っているそこのあなた。香川大会はプロ両部門A級戦がすぐ目の前で繰り広げられる大会です。小さい子供からご年配までがこのときにしかないドラマを見せてくれます。リアル観戦の臨場感は何物にも代えがたいですよ。
さあ、みんな、競技会に行こう!(香川県ボールルームダンス連盟会長)