「手話で学ぶアメリカンペアダンスin京都」12月11・25日開催![関西TOPICS]
※本記事は月刊ダンスビュウ2024年1月号(11/27発売)の80頁に掲載しています。
「手話で学ぶアメリカンペアダンス in 京都」が2023年12月11日(月)と25日(月)に開催されることが決まり、「聞こえない人たちと一つになってダンスを楽しみませんか」と、主催者のデフダンス関西(代表Nami ♡さん)から開催情報が届いた。
「手話を学び、聞こえない人をサポートしようという人に参加してもらい、障がいの特性に配慮した方法でダンスが学べる場を提供する」ことを目的とした「アメリカンペアダンスin京都」のプロジェクトが2023年9月に始動。プロジェクトの発案者であるデフダンス関西が9月からヨシ矢野先生を講師に迎え、アメリカンペアダンス講習会を月2〜3回のペースで開催してきた。すでに12月の開催日も決定しており、ダンス愛好家の方々にも参加を呼び掛けている。
講師のヨシ矢野先生は、20年以上にわたりニューヨークでダンス活動と指導経験を持ち、講師・振付師・パフォーマーとして全国的に活躍しているが、初開催以来、先生のレッスンは聞こえない人への配慮とユーモアに満ちている、と参加者から大好評。中には「ストレッチと初心者向けのアメリカンペアダンスと聞いたので、どうかなと思いましたが、サルサやメレンゲといった通常の社交ダンスでは受けられないレッスンもあって楽しかったです」という社交ダンス経験者も。
10月30日のレッスンは、ハロウィンの前日とあってハロウィンカラーコードを取り入れ、先生も仮装で参加するなどイベント気分満載の楽しいレッスンとなった。クリスマス当日となる12月25日のレッスンも、クリスマスカラーのイベントにして楽しんでもらおうと準備している。会場の広さによって参加できる人数に限りがあるため、興味のある方、参加を希望する方は早めの問い合せ、申し込みをお勧めする。
最後に、アメリカンペアダンスin京都プロジェクトについてデフダンス関西代表のNami ♡さんからコメントをいただいた。
「ヨシ矢野先生が耳の聞こえない人への普及を考え募集しておられたので、直接、私から連絡しました。京都市のArts Aid KYOTOからの助成を受けて開催しています。ヨシ矢野先生は数年前から手話を学ばれているそうで、聞こえないとはどういうことかを考え、当事者の気持ちや主体性を尊重しながら教えてくださっています。平日開催なので、仕事の休みをやりくりしながらの活動となっていますが、聞こえない人も参加してくれるようになり、ささやかながら社交ダンス本来のソーシャルの意味を実現できる場となっています。ダンスのレッスンだけでなく、「手話シュワ茶話会」もタイミングを見て開催。手話の勉強をしたい人や、主催者とまずは話してみたい、という要望にも応えています。単年度事業として来年の3月まで開催しますので、興味がある方は、deafdancejp@gmail.com(Nami♡)までお問い合せください」
手話で学ぶアメリカンペアダンス in 京都
開催日時:2023年12月11日・25日(月)10:00~11:50
講師:ヨシ矢野先生
参加費:500円
会場:予約申込み時にお知らせします。
*定数の関係で事前申し込み制(予約)となります。
問合せ・申し込み=下記メールアドレスへ
deafdancejp@gmail.com
(デフダンス関西Nami♡)
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