秋の「西部プロ選手会パーティ」と「プロ・アマ競技会」が同日開催(9月3日)[関西TOPICS]
※本記事は月刊ダンスビュウ2023年12月号(10/27発売)の80頁に掲載しています。
西部日本ボールルームダンス連盟プロ選手会が主催する秋の「西部プロ選手会パーティ」が、大阪マーチャンダイズ・マート(OMM)ビル2階展示ホールにて2023年9月3日(日)に開催。会場にいる全員が、その日一日を思う存分楽しんだ。
長年、春の「フォーマルディナーパーティ」と秋の「カジュアルダンスパーティ」という形式で開催されてきた選手会パーティだが、コロナ禍の中で二つともディナーパーティとなったため、今回のシアター形式のパーティは4年ぶりの開催。コロナ前の形式に久々に戻すとあって。今回のパーティはダンス愛好家の人たちの大きな楽しみとなっていた。
会場は飲食店の屋台やダンスショップが立ち並び、まさにお祭り気分満載。その中を、お洒落をしたダンス愛好家が行き交い、その場にいるだけでも心がうきうきしてくる。そんな会場の様子を見て、「今回のパーティでは、選手会会員だけでなく、選手会OBの先生方や他団体、他総局の現役プロダンサーの方々に参加していただき、交流することでより一層パーティを楽しめるのではないかと、プロ・アマ競技会への参加など、新しい催しも用意させていただきました」と嬉しそうに話すのは、パーティの実行委員長を務める島田寛隆プロ。第10回の節目を迎えて開催された「プロ・アマ競技会」には、引退したOBプロ、他団体のプロや西部以外のプロダンサーも出場。開催部門は、同性同士によるダブルス戦やアメリカンスムースの初開催を含めて16部門、総エントリー組数も389組と公式戦を凌ぐ熱い競技会となった。
そして、愛好家が待ちに待った4年ぶりの「憧れのプロと踊ろう巡り合いダンスタイム」がスタート。憧れのプロと沢山踊ってもらおうと、踊り始めの場所を2カ所に増やして行なわれたダンスタイム。愛好家の人たちの列は途切れることなく、並ぶ人たち全員の笑顔が輝いていた。最後に「ご支援、ご協力をいただきました皆様のお陰を持ちまして、近年稀に見る盛大な選手会パーティになりました。でも今回のパーティに満足せず、これを土台として、歴史を継承しながらも新しい企画を取り入れ、皆様がさらに楽しめるものに進化させ、大阪、関西、西日本、そして日本全国のプロダンサーが集い盛り上がれるイベントに発展させていきたい。カジュアルに参加できる秋の選手会パーティは、これからも進化し続けます」と言う島田プロの言葉に、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
JBDF西部日本ボールルームダンス連盟プロフェッショナル選手会