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関西初 子供のためのダンスイベント 「ジュニアダンスフェス」開催(2023年5月4日)[関西TOPICS]

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※本記事は月刊ダンスビュウ2023年7月号(5/26発売)の80頁に掲載しています。

2023年5月4日(木・祝)、京都府向日市にあるベアティホールでジュブナイル、ジュニア、ユース、20歳以下のダンサーを対象とするダンスイベント「ジュニアダンスフェス〜ボールルームへおいでやす〜」が開催。主催は京都府プロダンスインストラクター協会で、子供たちが思う存分ダンスを楽しんだ。

京都府プロダンスインストラクター協会は、年1回ジュニアを対象としたダンス講習会を開催するなどジュニア育成とジュニア向けの社交ダンス普及に力を入れており、今回のダンスフェスもその一環として企画されたもの。イベントはフリータイム(ダンスタイム)を挟みながら競技、演技発表、スペシャルデモというプログラムで構成。通常のダンスイベントと内容はそれほど変わらないが、大きく違うのが、出演者も観客もジュニア中心だということ。関西で初めて開催される子供
主体のダンスイベントなのである。

「ダンスの楽しみ方はたくさんあるのに、ジュニアの活躍の場は、現在、競技の場しかありません。演技発表やダンスを踊る機会が無いわけではありませんが、ほとんどが大人と一緒のイベント。子供が一般のダンスイベントに参加すると、子供が遠慮するだけでなく大人も子供に気を遣うということを聞き、子供たちが伸び伸びとダンスを楽しめ、同年代の子たちと交流できるダンスイベントが開催できたらと思い、今回の開催に至りました」と話してくれたのは、実行委員長を務
めた伊達政樹先生。

タイムテーブルの1番目は初心者講習会。講習会が終わるころにはダンス初心者の子供も軽やかにステップを踏み、続くフリータイムでは会場のあちこちでみんなが思い思いにダンスを楽しみ、会場は子供たちの笑顔と熱気に包まれた。そして、タイムテーブルは競技、演技発表へと進んでいくが、どの部門でも子供たちみんなで出場者を応援、会場が一つになって楽しく盛り上がっていった。その様子を観て「子供たちはすぐ友達になり、教室やサークルの壁があっという間になくなりますね。みんなが仲良く楽しんでいると私も嬉しくなります」と笑顔で話す伊達先生。関西で初の試み、しかも入場無料の当日受付にしたことで出演者以外の参加者の人数が予測できず不安もあったというが、そんな不安は杞憂に終わり、当日会場を訪れた参加者は100名を超える盛況となった。

イベントの最後は、京都在住の社交ダンスの先生のお子さん(2世)で編成したチーム、「2nd Generations」のスペシャルデモンストレーション。競技経験のあるダンス2世の踊りはとても素晴らしく、観客から声援と大きな拍手が送られた。「『楽しかった。来年も開催してください』という参加者の声に励まされ、来年もジュニアダンスフェスを開催し継続していこうと思っています。今回の反省点を改善してさらにイベントを充実させ、京都のイベントに止まらず近隣エリアの先生とも協力して、将来的にはジュニアダンスフェスを関西の一大イベントに成長させていきたいと思っています」と話す伊達先生。「ジュニアダンスフェス〜ボー
ルルームへおいでやす〜」に参加した子供たちは、1日早い「こどもの日」を大いに楽しんだ。

▲練習会風景

 

▲実行委員会役員と2nd Generationsの皆さん

 

お問い合わせ

京都府プロダンスインストラクター協会
https://www.kpdia.com/
2023ジュニアダンスフェス 〜ボールルームへおいでやす〜
https://youtu.be/EDnx3bG50uc

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