キムラダンススクール30周年記念パーティ開催(4月9日)[関西TOPICS]
※本記事は月刊ダンスビュウ2023年7月号(5/26発売)の80頁に掲載しています。
元全関西ラテンアメリカンチャンピオン、西部日本ラテンファイナリストとして活躍した木村文広先生・木村茂子先生が経営指導する「キムラダンススクール」が今年2023年で創業30年を迎え、2023年4月9日(日)、ホテルニューオータニ大阪において祝賀パーティが盛大に開催された。
木村先生がJR環状線・京橋駅南口から徒歩5分の場所にスタジオをオープンしたのは1993年。1997年の現役引退後は、後進の指導育成に力を注ぎ、西部日本ボールルームダンス連盟への助力を惜しまず活動を続けてきた。そんな木村組のスタジオ30周年パーティとあって、当日は近畿の各地域からトッププロをはじめアマチュア選手やダンス愛好家がお祝いに駆け付け、会場は華やかな熱気に包まれた。
パーティの開幕を飾ったのは、アマチュアデモンストレーション。ダンスタイムを挟み3部に分かれて行なわれたアマデモ出演者は、MIXデモを含めて80組。「私の初舞台がキムラダンススクールのパーティでしたので、30周年パーティが開催されると聞き是非お祝いに伺いたいと思いました」と言う女性出演者。また、「かつてビッグコンペや国際的なダンスイベントが開催されたニューオータニ大阪で、しかも30周年という記念の舞台で踊ることができるなんて光栄です」という男性の出演者もいて、パーティは序盤から華やかに盛り上がった。
そしてディナータイムの後は、お客様お待ちかねのプロフェッショナルショー。スペシャルゲストの橋本 剛・恩田恵子組、東京からお祝いに駆け付けた清水基允・丸市美幸組を交えて30組が出演。まず最初に、プロデビューから39年、スタジオ経営30年を支え続けてくれた多くの人たちへの感謝の気持ちを込めて木村文広・茂子組が答礼のダンスを踊ると、会場からはお祝いの大きな拍手が送られた。その拍手を皮切りにプロショーが開幕。この舞台には、多くの愛好家に愛されたチャンピオン、青木康典・知子組や立石勝也・裕美組をはじめ西部日本ファイナリストや全日本ファイナリストが多数出演。トップダンサーたちが息つく暇もなく次々とダンスを披露するショーに、お客様たちは大感動。会場はダンサー達とお客様の熱気に満たされていった。
「こうして30周年記念パーティを無事開催できたのも、生徒さん、プロの先生方、スタジオを代表して出演してくださった皆さん、協力をしてくださった方々、多くの方々のご支援があってこそと心から感謝しています」と言う木村先生と茂子先生にスタジオ30周年への思いを訊ねると、「友達に誘われて団体レッスンに行ったのがダンスに関わったキッカケですが、ダンスが大好きになり、好きなことを生業にして続けてこられたことは、とても幸せだと思っています。これも周りの皆様のご支援があったからこそだと心から感謝しています」と話す木村先生。茂子先生も「私の思いも同じです。これからも、より一層親しみやすく、明るく楽しい教室づくりに努力していきたいと思います」と話してくれた。30年の節目を超え、新たな1歩を踏み出すキムラダンススクールのこれからに期待したい。