※本記事は月刊ダンスビュウ2023年6月号（4/27発売）の80頁に掲載しています。

プロ選手の競技活動を応援してくれる人たちに感謝の気持ちを伝え、前年度の成績優秀選手の表彰を行なう「西部プロ選手会親睦ディナーパーティ」が、2023年3月12日（日）、ホテル阪急インターナショナルで開催され、多くの愛好家の皆さんがトッププロとの優雅なひと時を楽しんだ。

ここ数年の西部選手の活躍に加え、新型コロナの緩和により日常生活が戻りつつある中、今回のパーティはダンス愛好家の大きな期待と、ワクワクするほどの楽しさに溢れていた。

プログラムの始まりは例年通りアマチュアデモンストレーション。今回は出演申し込みが例年を上回り、2部に渡る43組が出演。そして、1部の後と2部の後にはゼネラルダンスタイムが復活し。お客様たちは大喜び。プロ選手と踊るダンスタイムを大いに楽しんだ。いた。ダンスタイムの後はプロ選手総出のプロフェッショナル共演。テーブルのアクリルパーテーションもなくなり、選手たちの熱気を肌で感じることができた。

プログラムも順調に進み、実行委員長の山下稜太プロにパーティの企画運営について尋ねると、「コロナ感染予防対策が緩和され、徐々とはいえ日常が戻ってきていることは嬉しい限りです。選手会パーティも入場制限が緩和されたことで、今回は希望されたお客様を一人でも多くお迎えすることができ、ダンスタイムも復活できました。ただ、賑わいが戻ることは喜ばしいことですが、パーティをコロナ前に戻して満足するのではなく、コロナ禍を通して私たちが気づいたこと、学んだことを運営に生かし、お客様にもっと喜んでいただけるよう進化させていかなければと思っています。そして今日、こうしてパーティが開催できたのも皆様のご支援、ご協力のお陰です。ダンス愛好家の皆様をはじめ関係者に心から感謝しています」と話してくれた。

そしてパーティの終盤は、クライマックスの五賞表彰と受賞者のデモンストレーション。各賞が授与され、受賞者が次々とダンスを披露すると、会場からはさらなる今年の活躍を期待する大きな拍手が送られ、引退を表明した浅村・遠山組には引退を惜しむ声と共に長年の功績を讃える一段と大きな拍手と声援が送られた。

▲正谷恒揮選手会長（中央）の挨拶

▲4年ぶりに復活したプロ選手とのダンスタイム

▲昨秋、引退を表明した浅村・遠山組による御礼のデモ