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声援飛び交う!全福島ダンス選手権大会[東北TOPICS]

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※本記事は月刊ダンスビュウ2023年6月号(4/27発売)の83頁に掲載しています。

JBDF東北ブロックの今期初戦となる全福島ダンス選⼿権⼤会が、2023年3⽉26⽇、福島市のあづま総合体育館にて⾏なわれました。

出場組数は約250組、来場者数は約650名と、前年度の2倍近くにのぼり、コロナ以前の華やかさが戻ってきた⼤会に。福島県広報部の河原⽥泰輝先⽣は「東北ブロック初戦ということで、選⼿それぞれの今年1年の⽬標が⾒えた⼤会だったと思います」と振り返りました。

今回、撮影料無料・マスクは任意・声援OKとなったことで、選⼿にとってもお客様にとっても嬉しい⼤会となったようです。

(プロ選⼿の声)「マスクが完全任意となり、競技中だけでなく、控室でもマスクはしなくても良かったので、息苦しくなく、開放感があって本当に幸せでした」

「声援できること、されることは、素晴らしいことなんだなぁと改めて思いました」

撮影料無料に関して、福島では昨年から、競技会やプロアマにて積極的に撮影を呼びかけています。その真意について、福島県ボールルームダンス連盟会⻑の佐々⽊康孝先⽣に聞きました。

「以前、たまたまストリートダンスやブレイクダンスといったものを⾒る機会があり、アナウンスで、写真や動画を撮ってSNSに投稿してください!と⾔っているのを聞いて驚きました。他のダンスはこれが普通なのだと思ったら、社交ダンスも変えていかなきゃいけないと思いましたね。SNSでたくさんの⼈に⾒てもらうことで、福島県だけでなく、全国の教室で⽣徒さんが増えてくれればと思っています。ゆくゆくは、柔道やサッカーなど他のスポーツと同じように、社交ダンスの⽇本チャンピオンの名を、多くの⼈が⾔えるようになってほしいです」

佐々⽊先⽣の熱い思いが込められた改⾰のおかげで、会場ではジュニアやその家族が楽しそうに撮影をする姿がみられました。

アマチュア選⼿権では、スタンダードとラテン共に宮城県の松浦⿓騎・優莉華組が制し、オナーダンスを披露。アマチュア⼊賞者には、福島県産のコシヒカリが、ジュニアには図書カードが送られました。

プロ選⼿権⼊賞者へは賞⾦が贈呈。優勝カップルは写真をご覧ください。

福島県ボールルームダンス連盟では、⼤会を各種SNSとコラボさせ、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムにて、プロ・アマ優勝インタビューや競技動画をアップしています。和気あいあいとした楽しい投稿ですので、ぜひチェックしてください。

▲2023年前期全福島プロスタンダード選手権
優勝 ⼩野澤玲太・宇佐⾒裕⼦組

 

▲2023年前期全福島プロラテン選手権
優勝 後藤洋平・蒲⽣智美組

 

福島県ボールルームダンス連盟

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レポート/木下なつ(プロダンサー・ライター)

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