※本記事は月刊ダンスビュウ2023年5月号（3/27発売）の81頁に掲載しています。

（公社）日本ダンススポーツ連盟（JDSF）主催、JDSF-PD西部ブロック主管による国際大会「The Asian World DanceSport Festival 2023 in Osaka」（以下、アジアンワールド）が、2023年5月14日（日）、大阪府豊中市にある千里阪急ホテルにおいて開催される。「世界のトップ選手が集結するこの機会に最高峰のダンスに触れてください」と、地元関西のダンス愛好家たちへ観戦を呼び掛けている。

「アジアンワールド」はヨーロッパをはじめ世界14以上の国から選手を招聘して開催する本格的な国際大会。前回は2019年6月に大阪万博の地、ホテル阪急エキスポパークで開催され、世界の強豪のダンスに観客たちは熱狂。次回の開催が待望されたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で実現されずに。そして今回、待ちに待った4年ぶりの開催が決定した。

「東京オープンなどの国際大会も、コロナ禍の中で全てが開催できず、コロナ対策が緩和されたといえ、まだ本格的な再開には至っていないのが現状です。そのような状況の中で、5月にアジアンワールドを開催できるのはとても幸せなことで、開催に向けてご支援をいただきました皆様に心から感謝しています。同時に、JDSF-PD西部が国内における国際大会再開の先陣を切ると思うと気が引き締まります」と話してくれたのは、大会実行委員長を務める水田晃司先生。

国際大会などビッグコンペは、大きな体育館が会場となり観客席からフロアが遠いため選手たちのダンスを肌で感じにくいという声もあったが、今回の会場はホテルで、ゆったりと観戦できるだけでなく観客席がフロア間近に設置されているので、選手たちの息吹を肌で感じることができる。さらには、観客席の中には、トップ選手が同席するディナーなど特典満載のV-VIP席が用意されているとか。

「ぜひ会場に来て、世界の強豪のダンスの迫力、魅力を肌で感じてください」と言う水田先生。地元関西で世界に触れることができる「アジアンワールド」を見逃すわけにはいかない。後で後悔しないように、すぐにでも大会専用サイトで詳細を確認、観戦チケットを入手することを勧めたい。