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奈良県「2022まほろば円舞会」に田中英和先生がサプライズ出演[関西TOPICS]

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※本記事は月刊ダンスビュウ2023年2月号(12/27発売)の80頁に掲載しています。

奈良県「みんなでたのしむ大芸術祭」舞踏部門参加事業「2022まほろば円舞会」が、2023年9月18日(日)、「なら100年会館大ホール」で開催。本誌のエッセイでもお馴染みの田中英和先生が、2組の競技選手と共にダンスを披露。全英選手権で日本人初の3位表彰台という栄冠に輝いた田中先生の出演は、観客はもとより主催者にとってもサプライズ。今年の「まほろば円舞会」は例年にない盛り上がりとなった。

「天平衣装を着てワルツを踊ろう」という発想で生まれ2009年の平城遷都1300年祭のプレイベントからスタートした「まほろば円舞会」は、年を経て2部構成のビッグイベントに成長。今や、第1幕のミュージカル「万葉ファンタジー」と、子供から高齢者、障害者が一堂に会し様々なダンス演技を発表する第2幕「音楽とダンスの祭典」は、奈良県を代表するビッグイベントとなっている。

そして、今回上演された第1幕は、奈良県にゆかりのある万葉歌をめぐるオムニバス形式のミュージカルショー。「第1幕の製作に関わる全員が、これまでの上演で経験したことを積み上げてきたことで、年々完成度が上がり、今回の『まほろば浪漫紀行』も本格的なミュージカルショーとして観客のみなさんに喜んでいただける作品になりました。しかし、ここで満足せず、更なる上を目指していこうというのが関係者一同の考えです」と話すNPO法人まほろば円舞会理事長の上丞明さん。

そして、ミュージカルに続く第2幕の「ダンスと音楽の祭典」には、社交ダンス、ジャズダンス、琉球舞踏、和太鼓、ベリーダンス、車椅子ダンス、中国武術などなど、18のダンスグループが出演。各演技発表の前には出演者の紹介があり、社交ダンスの出演者紹介で田中英和先生の名前が挙がると会場からは驚きの声が上がったが、その驚きもつかの間、観客はA級選手の松村健樹・栄子組と吉田克人・麻里組、田中先生の5人が織りなす華やかなダンスショーに魅了され、会場の驚きは感動へと変わっていった。

「田中先生の振付監修でA級競技選手の松村組と吉田組が出演してくださると聞き、とても光栄に思っていましたが、田中先生ご自身がダンスを披露してくださるなんて、今でも夢のようです。松村組と吉田組のダンスで台本を進めていたのですが、本番間近の打ち合せで『私も出演しますよ』と田中先生が気軽におっしゃった時には、本当に驚きました。そして、松村組、吉田組に田中先生が加わって踊る素晴らしいダンスは、観客だけでなく私たち運営関係者もみんなが感動、とても盛り上がりました。なら100年会館大ホールでの第1回目から多大なご支援をいただいている上に、今回のような盛り上りを演出していただいた田中英和先生には心から感謝しています」と話す上丞明さん。

来年の開催は、2023年10月29日(日)とすでに決定。どんな人たちがどんな楽しい演技を見せてくれるのか、来年も楽しみである。

▲第1幕ミュージカル「まほろば浪漫紀行」

 

▲第2幕に出演した(左より)松村組、田中先生、吉田組

問い合わせ先

NPO法人まほろば円舞会
TEL080-4011-7201
info@mahoroba-dance.or.jp
https://mahoroba-dance.or.jp/

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