「Danza Festa(ダンツァフェスタ)Ballroom Dance in Kyoto 2022」(8/11)[関西TOPICS]
※本記事は月刊ダンスビュウ2022年11月号(9/27発売)の78頁に掲載しています。
2022年8月11日(木・祝)、京都市下京区にある「ひと・まち交流館 京都」において、若い世代対象のダンスイベント「Danza Festa(ダンツァフェスタ)Ballroom Dance in Kyoto 2022 」が開催され、ダンサーたちのパワーが猛暑を吹き飛ばす一日となった。
京都府プロダンスインストラクター協会(KPDIA)選手部が主催する「Danza Festa」は、まだまだ一般的な趣味ではない社交ダンスを身近に感じ楽しんでほしい、と開催されているもので、協会主催の「ダンスフェスティバル」と並ぶ恒例イベントの一つ。ダンスフェスティバルは「ダンスをより楽しく」をコンセプトに様々な催しが行なわれているが、「Danza Festa」は「競技ダンスの普及」を視野に、若い世代向けのプログラムをメインとしている。
今年も年代別競技やソロデモ、プロアマ競技会、ソロダンス競技、フォーメーションダンスに挑戦などが行なわれた。そして参加者出演プログラムが終了した後は、ジャイブ講習会とプロフェッショナルショー。プロショーでは、ディズニー音楽に乗せて社交ダンス10種目を披露、参加者は華やかなダンスを心から楽しんでいた。
「選手部主催の『Danza Festa』は2017年の初開催から数えて5回目となりました。開催当初は11月29日、日本ボールルームダンス連盟が設定した『ダンスの日』に開催する企画でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響もあって、昨年7月の開催に続き、今年も8月の開催となりました。小中学校の夏休み中の開催となったことで、今回はジュニアの参加者が多く、参加者数は62名。
フォーメーション発表も出演13チームのうち6チームがジュニアチーム、競技イベントもジュニア部門のエントリーが一番多かったです」と話してくれたのは実行委員長の前田晃良先生。そして、「また今回は、聴覚障がいのある人たちがデフダンスのフォーメーションを披露してくれました。初めて見るデフダンスに、私も含め参加者の多くが感動しました。
今回の経験を通して健常・障がい、年齢、ダンスのジャンルなどの垣根を外し、ダンスというキーワードで人々が集まるビッグなイベントに進化させていきたい」と続けた前田先生。「Danza Festa」は、参加者の心に残る感動に満ちたダンスイベントとなった。
「ダンスフェスティバル」のお知らせ
第24回ダンスフェスティバル~Halloween
日時:2022年10月9日(日)13:00~19:00(予定)
会場:KBSホール(丸太町駅・今出川駅徒歩8分)
チケット申込み・問合せ:KPDIA事務局 ☎075-352-8630
https://www.kpdia.com/