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秋田県では競技会前に全員でラジオ体操!?(東北あるある第三弾)[東北TOPICS]
[レポート]木下なつ(プロダンサー・ライター)
▼知らなかった! 東北あるある第三弾
なんと秋⽥県では、競技会を始める前に、観客も選⼿も審査員や役員の先⽣も全員でラジオ体操をします。SNSではその様⼦に「ダンスをする⼈のラジオ体操は美しい」とコメントが寄せられるほど、皆さんしっかりと体を動かします。
▲スタンダードドレスでもラジオ体操
ラジオ体操が始まったきっかけは定かではありませんが、秋⽥県には看護師資格や保健婦資格を持つ先⽣がいらっしゃり、準備運動の⼤切さを指導されています。ダンス競技会は朝イチから始まり、⻑時間に及ぶことが多いです。役員の先⽣は⼀⽇中立ちっぱなし、選⼿の皆さんはもちろん、観客も疲労困憊となります。そこで始まる前に全員で⼼を一つに、ハードな1⽇に備えよう!ということです。
秋⽥県は危機管理意識が⾼く、⼤会会場には必ず救護コーナーを設け、⾮常時の応急処置に備えています。夏場は熱中症対策として、役員の先⽣の間では塩飴が配られるそうです。
ラジオ体操以外でも、独⾃の⼯夫を凝らしたイベントが盛り沢⼭の秋⽥県! 今後も注⽬していきます。
※本記事は月刊ダンスビュウ2022年9月号(7/27発売)の81頁に掲載しています。