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サンテレビで始まったダンス番組の撮影会場「ザ・ゴールデンパレス大阪」[関西TOPICS]

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いよいよ2022年7月8日(金)より、関西待望の社交ダンス番組「パパイヤ鈴木のボールルームダンスwith Me」の放送がスタート。パパイヤさんの軽快なMCで進むゲストとの会話やボールルームダンスの解説、西部日本ボールルームダンス連盟所属のプロ選手によるデモなどを楽しんでいる読者も多いと思うが、英国ブラックプールにあるウィンターガーデンをモチーフに設計された撮影会場、ザ・ゴールデンパレス大阪の優雅な雰囲気が番組を盛り上げているのも見どころの一つである。


▲ザ・ゴールデンパレス大阪が撮影会場に提供している社交ダンス番組は、JBDFプロフェッショナル選手権(大阪開催)の開催前日の2022年9月23日(金・祝)まで全12回放送予定。

撮影会場を提供し、番組のスポンサーとしても協力しているザ・ゴールデンパレス大阪の田中新和社長を訪ね、社交ダンスのこと、そしてホール経営について話を伺った。

17歳の時、米軍の将校たちが集まってダンスを楽しむ光景に衝撃を受け、長年ダンスに関わってきた先代社長の田中信守さんが、強いこだわりを持って設計したのがザ・ゴールデンパレス大阪。外観がウィーンのシェーンブルン宮殿、ハプスブルグ家の宮殿のようなエントランス、そしてダンスの殿堂、ブラックプールのウィンターガーデンを模した大ホール。そして大中各ホールにあるシャンデリアが愛好家を優雅な世界に誘ってくれる。


▲サンテレビ「パパイヤ鈴木のボールルームダンスwith Me」のトークシーンは2階のロビーで撮影されている。

この夢のようなホールを7年前に引き継ぎ、今年で創業17年を迎えた田中新和社長。まず、社長ご自身と社交ダンスとの関わりを訊ねると、「初めて社交ダンスを見たのは小学生の時。父親が『見聞を広げるために』と、当時大阪で人気のあったダンスホールワールドに連れて行ってくれたのですが、小学生の私には、ダンスホールは暗くて怪しげで、少し怖かったのを覚えています。暗い照明の中、フロア脇のテーブル席でダンスを踊る父を待っていると、ホールの人たちが親切にお菓子やジュースを持ってきてくれたことが嬉しくて、ダンスよりもそちらの印象が強く心に残っています。ザ・ゴールデンパレスをスタートするにあたり、ダンスを習ったこともありましたが、なかなかうまくいかず半年で挫折。私とダンスの相性は良くなかったようです」と笑いながら話す田中社長。

さらに「開業してからの10年間でダンス愛好家の高齢化、それに伴うダンス人口の減少など、ダンス界の状況は大きく変化しました。今は、ダンスを楽しめる環境を整えて喜んでもらう、ということだけではだめです。お客様に良質のサービスを提供して、満足度を引き上げていくことが大切になってきています。経営を引き継いでから今日まで、スタッフにもそのことを理解してもらい進んできましたが、それによってサービス向上やイベントなどの提案が積極的になり、みんな生き生きと仕事してくれるのを嬉しく思っています。


▲ザ・ゴールデンパレス大阪の田中新和社長

ザ・ゴールデンパレス大阪は、今回のテレビ番組も含め、『社交ダンス文化を守る』という守りではなく、『ダンスをする人の満足度を追求する』という攻めの体制を推し進め、これからも新しいことにチャレンジしていきたいですね」と、積極的な経営姿勢について話してくれた。

ザ・ゴールデンパレス大阪

住  所:大阪市鶴見区放出東1-5-23(JR東西線「放出」駅(北口)約10分、南口からシャトルバス運行)
営業時間:13時~20時(月曜定休)
料  金:平日・祝日1,000円、土曜・日曜1,500円
06-6962-3900/FAX 06-6962-5800
http://www.gp-o.com/


※本記事は月刊ダンスビュウ2022年9月号(7/27発売)の78~79頁に掲載しています。

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