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「いずい」はダンスに使える(知らなかった! 東北あるある第二弾)[東北TOPICS]
[レポート]木下なつ(プロダンサー・ライター)
▼知らなかった! 東北あるある第二弾
全国の読者の方に、東北に親しみをもってもらいたい! との思いから〝東北あるある〟をご紹介します。
仙台弁とも言われる「いずい」は、「居心地が悪い」「フィットしない」という意味があります。これを社交ダンスに置き換えると、「窮屈な体勢」を表現するときにぴったりです。スタンダードのホールドやルンバウォークはまさに「いずい」です。体がねじれ、上半身と下半身で違う動きをする窮屈な体勢は、すべて「いずい」と表現できます。地元の初心者に教える際は「いずい体勢になれば正解!」というと笑いが起き、リラックスできるようです。
全国のみなさんも仙台にお越しの際はぜひ使ってみてください。
※本記事は月刊ダンスビュウ2022年8月号(6/27発売)の79頁に掲載しています。